スポーツから生まれた英語表現は日常会話やビジネスシーンでも頻繁に使われます。今回は様々なシーンで活用できるスポーツ由来の英語フレーズを紹介します。
スポーツ由来の日常表現
Go for gold 最高を目指す
オリンピックで金メダルを目指す選手たちから派生した表現で、最高の成果を追求することを意味します。ビジネスシーンでも目標達成の意欲を高めるフレーズとして活用できます。
In the final match, she decided to go for gold and gave it her all. 最終戦で彼女は金メダルを目指して全力を尽くすことを決意した。
Jump the gun 早まる
陸上競技のスタート時に発砲前に動き出してしまうことから生まれた表現です。計画を立てる前に行動することの危険性を警告する際に使われます。類義表現に「get ahead of yourself」があります。
He jumped the gun by announcing his retirement before the season ended. 彼はシーズン終了前に引退を発表してしまい、早まった行動をとった。
Throw in the towel 諦める
ボクシングの試合で選手がタオルを投げ入れて試合放棄をすることから来ています。何かを諦める時に使われる一般的な表現で、「give up」や「quit」の婉曲表現としても使えます。
After several losses, he decided to throw in the towel for this season. 何度か負けた後、彼は今シーズンは諦めることにした。
Call the shots 指揮を執る
射撃競技から来た表現で、撃つ場所や時間を決定する権限を持つことを意味します。リーダーシップを発揮し、決定権を持つ立場にあることを表します。「be in charge」と同様の意味で使われます。
The coach calls the shots during training sessions. コーチはトレーニングセッション中に指揮を執っている。
Meet your match 同等の相手と出会う
スポーツの対戦で自分と同等またはそれ以上の相手に出会うことから派生した表現です。難敵に出会った時や自分の限界に挑戦する状況で使われます。
In the finals, she finally met her match and lost after a tough game. 決勝戦で彼女はついに手強い相手に出会い、激しい試合の末に敗れた。
Hit below the belt 不公平な行動をする
ボクシングでベルトより下を打つことが禁止されていることから来た表現です。個人的な攻撃や不公平な行動をとることを意味します。「play dirty」も同様の意味を持ちます。
His comments about her personal life were really hitting below the belt. 彼の彼女の私生活についてのコメントは本当に卑劣だった。
Down to the wire 最後まで決着がつかない
競馬のフィニッシュラインに張られたワイヤーに由来する表現で、結果が最後の瞬間まで分からない接戦を意味します。ビジネスのプロジェクトや締め切りが迫った状況でもよく使われます。
The game was down to the wire, with both teams tied until the last minute. 両チームが最後の1分まで同点で、試合は最後まで決着がつかなかった。
Neck and neck 互角の争い
競馬で馬の首が並んで走っている状態から来た表現です。非常に僅差の競争を表し、「head to head」や「side by side」とも言えます。
The two runners were neck and neck as they approached the finish line. 二人のランナーはフィニッシュラインに近づくにつれて互角の競争をしていた。
ビジネスで使えるスポーツ表現
Drop the ball ミスをする
特にボールを扱う競技から派生した表現で、重要な機会を逃したり、期待に応えられなかったりする状況を指します。プロジェクト中のミスを説明する際に効果的です。
I dropped the ball on that project by missing the deadline. 締め切りを逃してそのプロジェクトで失敗してしまった。
Hit a home run 大成功を収める
野球の用語から派生した表現で、特に大きな成功を収めたときに使われます。ビジネスの成果を称える際に非常に効果的で、「knock it out of the park」も同様の意味です。
We really hit a home run with our latest marketing campaign. 最新のマーケティングキャンペーンで大成功を収めた。
The ball is in your court 次はあなた次第
テニスの試合から来た表現で、次の行動が相手に委ねられていることを示します。ビジネスでは決断や返答を促す際によく使われます。「it’s your move」も同じニュアンスです。
I’ve sent you the proposal, now the ball is in your court. 提案書を送ったので、次はあなたの番です。
Kick off 開始する
サッカーの試合開始の蹴り出しに由来する表現で、プロジェクトや会議の開始を意味します。「launch」や「start」よりもカジュアルな言い方です。
Let’s kick off the meeting with a brief overview of the project. プロジェクトの概要説明で会議を始めましょう。
Full-court press 全力で取り組む
バスケットボールの戦略から派生した表現で、相手チームに全員で圧力をかける様子を指します。ビジネスではプロジェクトに全力で取り組む姿勢を表します。
We need to put a full-court press on this project to meet the deadline. 締切に間に合わせるためにこのプロジェクトに全力で取り組む必要がある。
Game changer 状況を一変させるもの
スポーツで試合の展開を変えるような重要なプレーや戦略に由来します。ビジネスでは市場を変革する製品やアイデアを指す際に使用されます。
Their new technology is a real game changer in the industry. 彼らの新技術は業界の状況を一変させるものだ。
Hit the ground running すぐに成果を上げる
馬術から来た表現で、馬から降りた瞬間に走り出すことを意味します。新しいプロジェクトや職務を開始した瞬間から高いパフォーマンスを発揮することを表します。
Our new team member hit the ground running on her first day. 新しいチームメンバーは初日からすぐに成果を上げた。
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競技中のフレーズ
On your marks, get set, go! 位置について、用意、スタート!
陸上競技や水泳などのスタート時に使用される重要なフレーズです。ビジネスプレゼンテーションの冒頭でも使えるユニークな導入表現になります。
On your marks, get set, go! The annual sales competition begins today. 位置について、用意、スタート!年次セールスコンペティションが今日始まります。
Keep your eye on the ball 集中を保つ
ボールスポーツでの基本的なアドバイスから派生した表現で、注意を怠らないようにすることを意味します。「stay focused」と同じ意味で使われます。
Keep your eye on the ball during the negotiation, and don’t get distracted. 交渉中は集中を保ち、気を散らさないようにしよう。
Take the lead 先頭に立つ
レースやゲームで先頭に立つことを意味するフレーズです。ビジネスではイニシアチブを取ることを表し、「take initiative」に近い意味を持ちます。
She took the lead in developing the new marketing strategy. 彼女は新しいマーケティング戦略の開発で先頭に立った。
Level playing field 公平な競争環境
スポーツフィールドが平らであるべきという考えから来た表現で、すべての参加者が同じ条件で競争できる環境を意味します。「fair competition」と同義です。
New regulations aim to create a level playing field for all businesses. 新しい規制はすべての企業に公平な競争環境を作ることを目指している。
アスリートへの励まし表現
I believe in you 信じている
アスリートに対する重要な励ましの言葉で、自信と意欲を高める効果があります。職場でのコーチングや友人への励ましにも効果的です。
I believe in you – you’ve got what it takes to ace this presentation. あなたを信じています – このプレゼンをうまくやり遂げる能力があるよ。
Give it your best shot 全力を尽くしてみて
直訳すると「最高の一撃を与える」という意味ですが、全力を尽くすことを促す表現として広く使われています。「do your best」よりも力強いニュアンスがあります。
Give it your best shot at the interview tomorrow. 明日の面接では全力を尽くしてみて。
You can do it やればできる
シンプルながら効果的な励ましのフレーズで、相手の能力を信じていることを示します。どんな状況でも使える万能な励ましの言葉です。
You can do it! Just focus on one step at a time. やればできるよ!一歩ずつ集中していこう。
Keep pushing 頑張り続けて
困難に直面している時に諦めずに努力し続けることを促す言葉です。長距離走などの耐久スポーツでよく使われる表現で「persevere」という概念に近いです。
Keep pushing through these difficult times, and you’ll come out stronger. この困難な時期を乗り越え続ければ、より強くなれるよ。
文化的背景と影響
Passing the torch 引き継ぐ
オリンピックの聖火リレーに由来する表現で、責任やリーダーシップを次世代に引き継ぐことを意味します。組織内での世代交代を表す際に使われます。
The CEO is passing the torch to his successor next month. CEOは来月、後継者に引き継ぐ予定だ。
Photo finish 僅差のゴール
競走競技で写真判定が必要なほどの接戦を意味します。ビジネスでは非常に接戦の状況や締め切りギリギリの完了を表現する時に使います。
The election ended in a photo finish with just 100 votes difference. 選挙はわずか100票差の僅差のゴールで終わった。
In the same boat 同じ立場にある
ボートレースから来た表現で、チームメイトとして同じ状況や問題に直面していることを意味します。「in the same situation」と同義です。
We’re all in the same boat when it comes to meeting this deadline. この締め切りに関しては、私たちは皆同じ立場にいる。
Second wind 新たな活力
長距離走で疲労の後に訪れる一時的な回復状態を指します。困難な時期を乗り越えた後に得られる新たな活力やモチベーションを表現します。
After a short break, she got her second wind and completed the project. 短い休憩の後、彼女は新たな活力を得てプロジェクトを完了させた。
Q&Aコーナー
Q: スポーツイディオムはビジネスで使っても失礼になりませんか?
A: 多くのスポーツイディオムはビジネス英語としても広く受け入れられています。ただし、フォーマルな文書や初対面の場面では使用頻度を控えめにするとよいでしょう。
関係が構築されていればカジュアルな表現として適切に機能します。
Q: 日常会話でよく使われるスポーツイディオムは何ですか?
A: 「hit a home run」(大成功を収める)、「throw in the towel」(諦める)、「ball is in your court」(あなた次第)などは日常会話でもよく使われるイディオムです。
これらは特にスポーツの文脈がなくても理解されます。
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