野球の英語のなぞ ダグアウトからブルペンまで
“Pitcher” (ピッチャー
ピッチャーマウンドからキャッチャーに向かって野球ボールを投げ、各プレーを開始する選手のことです。語源は古英語の “picchen “で、”突き刺す、投げつける “という意味です。
“Inning” (イニング
野球において各チームが打席に立つ時間のこと。古英語の “innung “が語源で、「入る」を意味し、19世紀から野球で使われている。
“Dugout” (ダグアウト
チームの選手がフィールドにいないときに座る場所のこと。最初のものは確かに土から掘られた(dug)ものであったため、このような名前が付けられた。掘った穴という意味なので写真のこういうのもダグアウトである。

“Umpire”(アンパイア
ルールを実施し秩序を保つために試合を注意深く見守る審判員のこと。古フランス語の “nonper “が語源で、”not equal”、つまり選手ではない、という意味。
“Bullpen” (ブルペン
ブルペンとは、投手が試合に入る前にウォーミングアップをする場所のこと。この言葉の由来には諸説あり、投手のエネルギーや投球の強さにちなんで、雄牛(Bull)を飼う檻にちなんで名付けられたのではないかという説がある。

“Grand Slam” (グランドスラム、満塁ホームラン
グランドスラムとは、3つの塁すべてに走者がいる状態でホームランを打つことで、4得点することを指す。この言葉はカードゲームのブリッジに由来し、後に20世紀初頭に野球に取り入れられた。
“Mound” (マウンド
ピッチャーが投球時に立つ、ダイヤモンド中央の盛り上がった部分のこと。語源は「手」を意味する古英語の “mund “だが、野球では小高い丘や土のマウンドを指す。
“Fly Ball”(フライ・ボール
空高く打ち上げるボールのこと。19世紀半ばから野球で使われるようになり、空中を飛ぶという意味の動詞「fly」に由来する。