野球のポジションの英語の略 ショートの由来は?
野球には8つの守備ポジションがあり、それぞれが特定の役割と責任範囲を持っている。
キャッチャー(C)はCatcher。
一塁手(1B)は1st Baseman。以下の2Bと3Bも同じく2nd Basemanと続く。日本で有名なレジェンド選手なら王貞治だろう。
二塁手(2B)野球を全然しない人向けに書くと二塁ベースのキャッチャー側から見て右側ポジションだ。
ゴロのフィールディング、ダブルプレーの返球、特定のプレーにおける一塁ベースのカバーに携わる。
ショート(SS):SSはShortstopの略である。Shortって何が短いのと思われる方も多いかもしれないが、これは打球である。
短い距離で打球を止めるポジションだったということに由来する単語だ。
ショートは日本語ではいわゆる、遊撃手だ。1塁手から3塁手まではわかりやすいが野球を見ない人からは一番ややこしいポジションかもしれない。
基本的に二塁と三塁の間を守るポジションである。きちんとした統計はないが、左右に多く動くし頻繁にしゃがんだり空中に浮いていたりとかなり忙しいポジションだ。
内野ゴロをフィールドに収め、ダブルプレーを成功させる鍵を握る。内野守備のスター選手が集まるポジションともいえるだろう。
こちらは13回のゴールドグラブを獲得したカージナルスのオジー・スミスのプレイである。
日本だと阪神の永久欠番であり牛若丸、ムッシュと呼ばれた吉田義男がこのポジションのレジェンドだ。
三塁手(3B): 三塁ベース付近でプレーし、バント、ゴロ、たまに来る高速のラインドライブを処理する。
反応速度が速いため「ホットコーナー」とも呼ばれる。
日本で3塁手で有名なレジェンド選手はミスタープロ野球と言われた長嶋茂雄や解説者でも有名なミスタータイガースの掛布雅之などである。
次に外野を見ていこう
左翼手(LF): Left Fielder。左翼をカバーし、飛球の捕球、左中間への打球のフィールディング、プレー中の三塁のバックアップを行う。
センターフィールダー(CF):Center Fielder。
センターフィールドに位置し、カバーする範囲が最も広く、肩が強いだけでなく、外野手の中で最もスピードがある選手がやることが多い。こちらはジム・エドモンズのプレー。
こうしたトッププロのCFの守備範囲はフィールドだけではない。観客席前方までもがプレーゾーンだ。
日本だと強肩の新庄や盗塁王の赤星などもCFだ。MLBのレジェンドで言うならばウィリー・メイズだろう。
右翼手(RF): Right Fielder。フライボールを捕球し、右中間へのヒットをフィールディングする。
3塁との遠い位置関係からか肩の強い選手が配備されることも多い。MLBで言えばレジェンドのタイ・カッブやイチローが右翼手RFだ。
そして最後にP。このポジションがいないと試合が始まらない。もちろんPitcherである。
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