英語になったインドネシア語
今回は英語になったインドネシア語について。
バンブー
バンブーはインドネシア語のbambuに由来する。イネ科バンブーソイデア亜科の常緑多年草で、成長が早く、建材から食用まで多様な用途で知られている。
ゴング
Gongはジャワ語のgongに由来する。gongは、宮廷のガムラン・オーケストラで使われる大きくて平らな青銅製の太鼓を指す言葉である。現在英語では、叩くと共鳴音を出す金属製の円盤を指す言葉として使われている。
コモド・ドラゴン
コモド・ドラゴンという名前は、この最大のトカゲの一種が生息するインドネシアのコモド島に由来する。コモドドラゴンはその大きさで知られ、体長3メートルにもなるものもいる。

オランウータン
インドネシア語の”orang”(人)と”hutan”(森)に由来するオランウータンは、直訳すると”森の人”。インドネシアとマレーシアに生息する2種の類人猿を指し、赤褐色の毛と長い腕で知られている。
サロン
Sarongはマレー語で鞘を意味するsarungに由来する。英語では、大きな筒や長さのある布を指し、しばしば腰に巻き、マレー諸島や太平洋の島々で、男性はキルトとして、女性はスカートとして着用する。
バティック
バティックはインドネシアのワックス・レジスト染めの技法で、布全体に施される。この染色法はインドネシアのジャワ島から伝わった。現在、英語ではこの技法で作られた衣服を指して「バティック」と呼ぶ。
パディ
Paddyはマレー語のpadiに由来し、籾の状態や成長した状態の米を指す。この言葉は英語では稲が栽培されている田んぼを表すのに使われる。
コカトゥー
Cockatooはインドネシア語/マレー語のkakatuaを英語化したもので、年上の兄弟という意味の尊敬語である。この地域原産の鳥で、特徴的な紋章と曲がった嘴で知られている。
アモック
アモック(原綴りではamuk)は、マレー語/インドネシア語の「猛烈に攻撃する」「殺人的な熱狂の中で暴れる」という意味に由来します。英語では通常、制御不能な行動を表すのに使われるらしい。
ドリアン
ドリアンという言葉は、インドネシア語で「トゲ」を意味する「ドゥリ」に由来する。強烈な匂いを不快に感じる人もいるが、その濃厚でカスタード状の果肉は東南アジアで珍重されている。