商取引の英語
B2B
B2BはBusiness-to-Businessの略。ある企業が別の企業と商取引を行う状況を指す。昔からある言葉と思っている人も多いがこの言葉は1990年代後半のドットコム・ブームの際に広まり、主に企業間のオンライン取引を指す言葉として使われた。
B2C
上述のB2Bと対義語的に使われることもある。順番的にはこちらが先だろうか。B2CはBusiness-to-Consumerの略で、ビジネスとエンドユーザーである消費者の間で直接製品やサービスを販売するプロセスを指す。
M&A Mergers & Acquisitions
この用語は、合併、買収、統合、公開買付け、資産の購入、経営陣の買収など、さまざまな種類の金融取引を通じて企業や資産を統合することを指す。
FDI Foreign Direct Investment
ある国の企業または個人による、別の国にある事業への投資を指す。
VAT Value Added Tax
付加価値税。消費税の一種である。生産段階と最終販売段階で付加価値がつくたびに製品に課税される。全くない国もある一方で様々な国で採用されている間接税だ。
財務指標の英語
EBITDA
EBITDAは「Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, and Amortization」の略。企業の総合的な財務実績を示す指標であり、状況によっては純利益の代替として用いられる。投資家によっては最も重視してみている場合もある重要指標だ。
ROI Return on Investment
投資の効率性を評価したり、複数の異なる投資の効率性を比較したりする際に用いられる指標である。
EPS Earnings Per Share
企業の利益を発行済み普通株式で割ったもの。企業の収益性を示す指標となる。
経済指標の英語
GDP Gross Domestic Product
GDPは国内総生産の略です。国内総生産(GDP)とは、国内総生産(Gross Domestic Product)の略で、特定の期間内に国内で生産されたすべての商品とサービスの総額のことです。これは、国の全体的な経済活動の包括的な尺度です。
PPI Producer Price Index
この指数は、国内の生産者が生産物に対して受け取る価格の平均的な変動を測定する。重要な経済指標のひとつ。
PMI Purchasing Managers’ Index
製造業とサービス業の景気動向の先行きを示す指数。毎月の調査に基づいて算出される。
取引所や金融機関の英語
NYSE (New York Stock Exchange)
NYSEはニューヨーク証券取引所の略。時価総額で世界最大の証券取引所で、インターコンチネンタル取引所が運営している。
NASDAQ National Association of Securities Dealers Automated Quotations
アメリカの証券取引所で、時価総額ではニューヨーク証券取引所に次いで世界第2位。
SEC (U.S. Securities and Exchange Commission)
証券取引委員会の略。米国連邦政府の大規模な独立機関で、1929年のウォール街大暴落の余波を受けて設立された。SECの主な目的は、市場操作に対する法律を執行することである。
FRB Federal Reserve Board
連邦準備制度理事会。米国の中央銀行制度であり、同国により安全で、より柔軟で、より安定した通貨・金融システムを提供するという目的で創設された。
ECB European Central Bank
ユーロの中央銀行であり、欧州連合(EU)加盟19カ国からなるユーロ圏内の金融政策を司る。
IMF International Monetary Fund
世界経済の成長と金融の安定を促進し、国際貿易を奨励し、貧困を削減する国際機関である。
IPO Initial Public Offering
非上場企業が上場して一般大衆に株式を売却することで株式公開をするプロセスのこと。日本では新規公開株などと訳されてしまうこともあるが、IPOはあくまでも新規株式公開というそのプロセスである。新規公開株と言いたい場合はIPO shareなどの表現が一般的だ。IPOsなどといった場合も株自体を指す。
CDO Collateralized Debt Obligation
構造化された資産担保証券の一種で、2007年から2008年にかけてのリーマンショックに始まる金融危機で話題になった単語だ。