CPI (Consumer Price Index)
consumer priceのインデックス。つまり消費者物価指数の略である。交通、食品、医療などの消費財・サービスのバスケット価格の平均を調べる指標。経済における物価変動やインフレを観察するために使用される統計的推計値である。
PPP (Purchasing Power Parity)
購買力平価。parityは平価という意味である。これは異なる国の通貨を商品バスケット方式で比較する指標である。
FOMC (Federal Open Market Committee)
FOMCは連邦公開市場委員会の略で、連邦準備制度理事会の一部門である。アメリカの公開市場操作を監督する役割を担っている。
FBIのFもだが大抵Fから始まるアメリカの組織の略語はFederalで連邦のという意味である。アメリカやドイツなど連邦主義の国でない場合のNationalと同じ意味と考えると理解しやすいかもしれない。国立や国営と同義である。
FDIC (Federal Deposit Insurance Corporation)
連邦預金保険公社の略で、米国の商業銀行や貯蓄機関の預金者に預金保険を提供する米国政府機関。
WTO (World Trade Organization)
WTOとは世界貿易機関の略で国家間の貿易ルールを扱う世界的な国際機関である。
SEC (U.S. Securities and Exchange Commission)
米国証券取引委員会の略。1920年代の株式市場の暴落後、投資家と国内の銀行システムを保護するために設立された米国連邦政府の大規模な独立機関。
FTSE (Financial Times Stock Exchange)、FTSE100
ロンドン証券取引所グループの子会社であるFTSEグループが管理する指数グループです。日本の場合は日本経済新聞の略の日経、これの提供する平均株価で日経平均であり、金融の本場ロンドンでは歴史ある経済新聞Financial Timesの提供する指標が使われている。
ちなみにFTSEの指数の中で最もよく知られているのは、ロンドン証券取引所に上場している大企業100社で構成されるFTSE100です。アメリカのSP500の大体半分が日本の日経225、そのまた大体半分がFTSE100と覚えると何かのときに便利かもしれない。
LIBOR London Interbank Offered Rate
これは世界の主要銀行が国際インターバンク市場で短期融資を行う際の基準金利だ。普段ニュースなどで聞くことは少ないが金融関連のニュースでは基礎的な重要指標といえる。
ETF Exchange Traded Fund
株式と同じように証券取引所で取引される投資ファンドである。ETFは株式、コモディティ(商品)、債券などの資産を保有し、一般的に特定の指数のパフォーマンスに連動することを目的としている。
BOP (Balance of Payments)
BOPは国際収支の略。四半期や1年といった決められた期間に、ある国とそれ以外の国との間で行われたすべての取引を記したもの。
OPEC Organization of Petroleum Exporting Countries
世界の主要石油輸出国14カ国からなるグループ。OPECは加盟国の石油政策を調整し、加盟国に技術・経済援助を提供するために1960年に設立された。
FAANG
FAANGとは、米国市場で高業績をあげている5つのテクノロジー株、Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Google(現Alphabet, Inc.)の頭文字をとったもの。今ではFacebookもMetaになっているがテック記事ではまだまだ目にすることはある略語だ。
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