タイ系の苗字、名前は仏教文化の影響、タイ王国の歴史そして独特の言語的特徴を反映しています。
タイの命名システムは現代では「名(チュー)+ 姓(ナームサクン)」という構造が標準ですが、歴史的には姓がなく、ラーマ6世王(1910-1925)の時代に導入されたものです。
タイの日常的には人を名前(ファーストネーム)で呼ぶことが一般的で、姓はフォーマルな状況や公式文書でのみ使用されることが多いです。
それではタイで一般的な名前とその意味について、詳しく見ていきましょう。
タイで一般的な男性の名前
ソムチャイ(สมชาย)
「適切な男性」あるいは「本当の男性」を意味する名前で、タイの男性に最も一般的な名前の一つです。「ソム」(適切な、釣り合いのとれた)と「チャイ」(男性)の組み合わせです。
タイ社会における男性の理想的な特質を表現し、強さ、誠実さ、責任感といった価値観が込められています。60年代から80年代にかけて特に人気があり、現在でも広く使われているようです。自分もですがなんとなく耳にしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
というのもソムチャイという名前はタイの映画やドラマでも典型的なタイ人男性の名前として頻繁に登場します。
有名人の例:
- ソムチャイ・ウォンサワット(タイの著名な俳優、ドラマ「愛の嵐」で知られる)
- ソムチャイ・クンプラブプルウィセート(元タイのサッカー選手、ナショナルチームのキャプテンを務めた)
- ソムチャイ・ウォンサワスディ(タイの実業家、観光産業の先駆者)
タナポン/タナポーン(ธนพล)
「富の力」または「財産の力」を意味する名前です。「タナ」(富、財産)と「ポン」(力、強さ)の組み合わせで、経済的な成功と力を願う意味が込められています。
サンスクリット語起源のこの名前は、物質的な豊かさだけでなく、知識や才能という形の富も象徴しています。子どもが将来成功し、経済的に安定した人生を送ることを願う親の想いが表れています。
現代のタイ社会では特に中産階級の家庭で人気のある名前で、ビジネスの世界で成功することを期待して付けられることが多いです。
スラポン/スラポーン(สุรพล)
「酒の力」を文字通りには意味しますが、実際には「強い力」というニュアンスで使われます。
「スラ」(酒、アルコール飲料、また力の象徴)と「ポン」(力)の組み合わせです。古代タイでは酒は儀式や祝祭で重要な役割を果たし霊的な力や活力の象徴とされていました。この名前には子どもが強く、活力に満ち、情熱的であるようにという願いが込められています。
伝統的には王族や貴族の間で人気のあった名前で、現在でも尊敬と力強さを連想させる名前として広く使われています。
有名人の例:
- スラポン・トーヴィチャックチャイクン(タイの実業家、SCBバンクの元会長)
- スラポン・スワンナホン(タイの政治家、元外務大臣)
ウィチャイ(วิชัย)
「勝利」「成功」を意味する名前で、人生での勝利と成功を願う意味が込められています。パーリ語やサンスクリット語起源の単語です。タイの親は子どもが人生のあらゆる面で困難を乗り越え、成功を収めることを願ってこの名前を選びます。「ウィ」(特別な、優れた)と「チャイ」(勝利)の組み合わせとも解釈できます。
多くの指導者や成功した実業家がこの名前を持っており、力強さとリーダーシップの象徴となっています。
有名人の例:
- ウィチャイ・シリワタナパクディ(タイの最も裕福なビジネスマンの一人、Thai Beverageの創設者)
- ウィチャイ・ポージャンクン(タイの著名な芸術家、国際的に評価されている現代美術の第一人者)
プラソン(ประสงค์)
「願い」「欲望」「希望」を意味します。子どもが親の望みを叶えることを期待して付けられることが多い名前です。また、子ども自身の願いや望みが実現することを願う意味も込められています。タイの仏教的世界観において、正しい願望は人生の重要な導きとなるという考えがあります。
この名前は特に1950年代から1970年代にかけて人気があり、伝統的な価値観を重んじる家庭で好まれました。「願い」という意味から長年子どもを望んでいた家庭が授かった子に付けることも多いようです。
有名人の例:
- プラソン・ソーンシリ(タイの歌手、俳優)
タイで一般的な女性の名前
ソムポーン(สมพร)
「願いが叶う」「完全な祝福」を意味します。「ソム」(適切な、完全な)と「ポーン」(祝福)の組み合わせで、子どもが祝福に満ちた人生を送ることを願う名前です。
伝統的なタイ社会では、子どもは家族の祝福で幸運の源と考えられていました。
この名前には、子どもの誕生が家族の願いの成就であるという考えと、子ども自身が満たされた人生を送るようにという二重の願いが込められています。また、仏教の教えでは「正しい願い」は重要な概念で、この名前はそうした精神性も反映しています。
有名人の例だと
- ソムポーン・チャンプラウン(タイの女性政治家、元閣僚)
- ソムポーン・ブンナーク(タイの女性実業家、慈善活動家)
ラッタナー(รัตนา)
サンスクリット語で「宝石」を意味し、子どもが価値のある存在であることを表します。美しさと価値の象徴として、特に女児に人気の名前です。
「ラッタナ」はタイのヒンドゥー教と仏教の伝統に根ざしており、三宝(仏・法・僧)を意味する「ラッタナトライ」の一部でもあります。この名前を持つ人は精神的にも物質的にも豊かな存在となることが期待されています。
タイの古典文学でも美しい姫や貴族の女性の名前としてよく登場します。
有名人の例
- ラッタナー・ウォンサコーン(タイの女優、モデル)
ソムサック(สมศักดิ์)
「適切な尊厳」または「真の尊厳」を意味します。「ソム」(適切な)と「サック」(尊厳、名誉)の組み合わせで、名誉ある人生を願う名前です。男性に多い名前ですが、女性にも使われることがあります。
タイ社会では「サック」(尊厳)は個人の社会的地位と密接に結びついており、この名前は子どもが社会で尊敬される存在になることを願うものです。歴史的には高い社会的地位を持つ家庭で人気のあった名前ですが、現在ではより広く使われています。
また、この名前には「自分自身の価値を理解し、それにふさわしく行動する」という意味合いも含まれています。
有名人の例:
- ソムサック・セータクン(タイの男性ミュージシャン、伝統音楽の第一人者)
- ソムサック・ジャンシムサクン(タイの政治家、元地方行政大臣)
スチャダー(สุชาดา)
「美しく良い女性」を意味するサンスクリット語起源の名前です。「ス」(良い)と「チャダー」(女性)の組み合わせで、美しさと徳を象徴します。外見的な美しさだけでなく、内面的な美しさも意味しています。
仏教の伝説では、スチャダーは仏陀に最後の食事を提供した女性の名前とされ、思いやりと奉仕の精神を象徴しています。この名前は特に中流階級以上の家庭で人気があり、教養があり上品な女性になってほしいという願いが込められています。
有名人の例:
- スチャダー・ポンタン(タイの女優、モデル)
- スチャダー・テーウィニットクン(タイの女性科学者、医学研究の第一人者)
プラパー(ประภา)
「光」「輝き」「光沢」を意味します。「プラ」(接頭辞)と「パー」(光)の組み合わせで、子どもが周囲を照らす光のような存在になることを願う名前です。
この名前には、子どもが周りの人々に明るさと希望をもたらす存在になってほしいという願いが込められています。
タイの仏教では光は知恵と啓蒙の象徴とされます。また、古代タイの信仰では太陽の光は生命力と繁栄の源と考えられていました。このような背景からプラパーという名前は、知性と温かさを併せ持つ輝かしい人物になるという期待を表しています。
有名人の例:
- プラパー・クリシュクン(タイの女優、テレビドラマで活躍)
ニックネーム文化
タイの文化的特徴として、ほぼすべてのタイ人は正式名とは別に「チュー・レン」(遊び名)と呼ばれるニックネームを持っています。これらは通常、短く発音しやすく、子供の頃から使われます。多くの場合、公式な場面でも使用されることがあります。
最も一般的なタイのニックネーム
- ヌイ/ノイ(น้อย) – 「小さい」を意味し、末っ子や体が小さい子に付けられることが多い
- トゥム(ตุ้ม) – 「丸い」「ぽっちゃり」の意味で、赤ちゃんがぽっちゃりしていることから
- プー(ปู) – 「蟹」を意味し、蟹のようによく動く子どもに付けられる
- ムー(หมู) – 「豚」を意味し、可愛らしいという意味合いで使われる
- ナット(นัท) – 「ナッツ」からきており、国際的な響きを持つ
- タイ(ไทย) – 「自由」または「タイ(国)」を意味する
- バンク(บัง) – 「兄」を意味するマレー語からきている
- ニック(นิก) – 国際的な名前として人気
- ベル(เบล) – 鐘の音からきており、明るい響きが好まれている
- ムー/ミュー(มิว) – 「音楽」の「ミュージック」からの略称
近年では、国際的な影響により、タイ人の中には「ボブ」「ジェームズ」「アップル」「ローズ」などの英語のニックネームを使用する人も増えています。
有名人のニックネーム例
- ナダオ(ณเดชน์ คูกิมิยะ) – 芸名はナダオだが、ニックネームは「バリー」(Barry)
- ウラサヤ・スパニッチ(อุรัสยา เสปอร์บันด์) – タイの人気女優で、ニックネームは「ヤヤ」(Yaya)
- メティーナット・ウィーラポンパーニード(เมธาวินทร์ วีระพันธ์พงศ์) – 人気俳優で、ニックネームは「マーク」(Mark)
と、このようにほぼ元の名前とは関係はなくなります。
仏教に由来する一般的な名前
タイ人の95%以上が上座部仏教徒であり、仏教は名前の選択に大きな影響を与えています。
パーリ語やサンスクリット語に由来する名前が多く仏教の価値観や概念を反映しています。以下は仏教に影響を受けた一般的な名前です。
プッタ/ブッタ(พุทธ)
「目覚めた者」を意味し、仏陀(ブッダ)に由来します。仏教の中心的概念に対する敬意を表す名前です。「プッタ」から派生した複合名も多く見られます。
派生名:
- プッタポン(พุทธพล) – 「仏の力」を意味する
- プッタダース(พุทธทาส) – 「仏のしもべ」を意味する
- プッタチャット(พุทธชาติ) – 「仏の誕生」を意味する
ティラポン/ティラポーン(ธีรพล)
「真実の強さ」「英雄の力」を意味するパーリ語起源の名前です。「ティラ」(勇敢な、英雄的な)と「ポン」(力)の組み合わせです。仏教の真理と勇気を反映しています。
サンティ(สันติ)
「平和」を意味するパーリ語・サンスクリット語起源の名前で、仏教の核心的な価値観である平和と調和を反映しています。
派生名:
- サンティスック(สันติสุข) – 「平和と幸福」を意味する
- サンティパープ(สันติภาพ) – 「平和」を意味する別形
性格や願望を表す名前
望ましい性格や親の願いを表現するものも多くあります。
チャイ(ชัย)
「勝利」「成功」を意味し、男性名に多く使われます。
- チャイチャナ・サーグアン(タイの元首相)
サンティ(สันติ)
「平和」を意味し、調和と穏やかさを願う名前です。
- サンティ・アーシーヴァーラーム(タイの僧侶、瞑想指導者)
チャルーン(เจริญ)
「繁栄する」「発展する」を意味し、成長と進歩を願う名前です。
- チャルーン・パキットセーティー(タイの実業家、CPグループの創業者)
- チャルーンクルン(人の名前じゃないですが、バンコクの旧称の一部、「繁栄する都市」の意)
アピン(อภิ)
「優れた」「高い」を意味する接頭辞で、卓越性と優位性を表します。
- アピシット・ウェーチャチーワ(タイの元首相)
- アピラット・クムサップ(タイの俳優)
スック(สุข)
「幸福」「健康」を意味し、ウェルビーイングを願う名前です。
- スックサン・ラナウィト(タイの歌手)
- スクムウィット(これも人名ではないですが、バンコクの有名な通りの名前で「幸福の道」の意)
タイの王族の名前
タイの王族は特別な命名システムを持ち、位階や系譜を示す複雑な構造があります。
ラーマ(รามา)
チャクリー王朝の王の称号で、実はインドの宗教であるヒンドゥー教の神ラーマからとられています。
ラーマ1世から現在のラーマ10世まで続いています。
- ラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート、1946-2016年まで在位)
- ラーマ10世(マハー・ワチラロンコーン、現国王)
マハー(มหา)
「偉大な」を意味する接頭辞で、王や高位の王族の名前に使われます。
- マハー・ワチラロンコーン(現国王ラーマ10世の名前の一部)
- マハー・チャクリー・シリントーン(現国王の妹、「プリンセス・シリントーン」として知られる)
チャオファー(เจ้าฟ้า)
「空の君主」を意味し、国王の子どもに与えられる高位の称号です。
- チャオファー・マハー・ワチラロンコーン(現国王の即位前の称号)
- チャオファー・チュラロンコーン(ラーマ5世の即位前の称号)
社会的地位や職業に由来する名前
伝統的なタイ社会では、社会的地位や職業が名前に反映されることもありました。
チャオ(เจ้า)
「領主」「所有者」を意味し、高い社会的地位を示します。
- チャオ・ユーファ(王位継承者を意味する称号)
- チャオプラヤー(タイの最高位の貴族称号、また中央タイを流れる主要河川の名前)
モー(หมอ)
「医師」「専門家」を意味し、尊敬される職業を示します。
- モー・ターウィン(タイの有名な伝統医学実践者)
クルー(ครู)
「教師」を意味し、知識と知恵の象徴です。
- クルー・スー(タイの著名な教育者)
- クルーバー・シーウィチャイ(北タイの尊敬される僧侶、「教師」の称号を持つ)
地理的特徴や出身地に由来する名前
出身地や地理的な特徴を示す名前も、特に姓においてよく見られます。
ナコーン(นคร)
「都市」を意味し、都市部の出身を示すことがあります。
- ナコーンシータマラート(タイ南部の県名で、名前の一部としても使われる)
- ナコーンパトム(バンコク近郊の県名で、「最初の都市」の意)
チェンマイ(เชียงใหม่)
ご存じの方も多いと思いますが北タイの主要都市です。これは「新しい都市」を意味します。
そしてこれはこの地域出身の人々の姓に使われることがあります。
- チェンマイ・ムンサン(北タイ出身のアーティスト)
- チェンマイ・ワイヌイ(北タイの職人)
パーク(ภาค)
「地域」を意味し、出身地域を示すことがあります。
- パークターイ(「南部地域」の意、南タイ出身を示す)
- パークヌア(「北部地域」の意、北タイ出身を示す)
現代のタイの姓
1913年の姓名法導入以来、タイ人は独自の姓を持つようになりました。タイの姓は通常、何かしらの美しいポジティブな意味を持ち、家族の願望や価値観を反映しています。
ウォンサワン(วงศ์สว่าง)
「明るい家系」を意味し、知識と啓蒙を象徴します。
- ウィパット・ウォンサワン(タイの政治家)
- シリワン・ウォンサワン(タイの実業家)
チンワノン(ชินวัตร)
タイの有名な政治家一族の姓で、「優れた性格の所有者」のような意味があります。
- タクシン・チンワノン(タイの元首相、実業家です。タクシン首相とフルに言うと聞き馴染みがある日本人も多いのではないでしょうか。)
- インラック・チンワノン(タイの元首相、タクシン首相の妹です)
ピブーンソンクラーム(พิบูลสงคราม)
「戦争の英雄」を意味し、軍事的背景を持つ家族の姓です。
- プレーク・ピブーンソンクラーム(タイの元首相、将軍)
- ターウィーディー・ピブーンソンクラーム(プレークの子孫、政治家)
ルアンスワン(เรืองสวัสดิ์)
「幸運と繁栄の物語」を意味し、良い運勢を象徴します。
- アディソーン・ルアンスワン(タイの医師、公衆衛生の第一人者)
- スパチャイ・ルアンスワン(タイのビジネスリーダー)
ポンプラパー(พรพรหม)
「ブラフマー神の祝福」を意味し、ヒンドゥー教の影響を示しています。
- シリチャイ・ポンプラパー(タイの企業家)
- ウォラウット・ポンプラパー(タイの教育者)
名前の組み合わせと形式
ここからはタイ人の名前のシステムについて。
少しマニアックかもしれませんがせっかくなので解説。
現代のタイ名の構造
現代のタイ人の名前は通常、以下の構造を持っています
チュー(個人名)+ ナームサクン(姓)
例
- パヌポン・シンニャワン:パヌポン(個人名)+ シンニャワン(姓)
- ナッタポン・テーマウォン:ナッタポン(個人名)+ テーマウォン(姓)
女性の結婚後の名前
伝統的に、タイの女性は結婚後も自分の姓を保持することができました。しかし、1997年までは夫の姓を取ることが法的に要求されていました。現在は、女性は結婚後も自分の姓を保持するか夫の姓を取るか選択できます。
例
- スダーラット・ケーウカーチャン(結婚前)→ スダーラット・ケーウカーチャン(姓を保持)または スダーラット・スリヤサック(夫の姓を採用)
敬称と呼びかけ
タイ語には様々な敬称があり、社会的地位、年齢、性別、職業に応じて使い分けられます
- クン(คุณ):「ミスター」「ミス」「ミセス」に相当する一般的な敬称
- カルナー(กรุณา):より丁寧な敬称
- タン(ท่าน):高位の人物に対する敬称
- アーチャーン(อาจารย์):教師や教授に対する敬称
- モー(หมอ):医師や専門家に対する敬称
- ナーイ(นาย):若い男性に対する敬称
- ナーン(นาง):既婚女性に対する敬称
- ナーンサーオ(นางสาว):未婚女性に対する敬称
名前の選び方【名前を変えるのは普通】
命名の伝統と儀式
タイでは、新生児の命名は重要な儀式と考えられています。
多くの親は仏教の僧侶や占星術師に相談し、生まれた日時に基づいて吉兆の名前を選びます。
文字数、音節、意味などが子どもの運命に影響すると考えられています。
名前の変更が一般的
タイでは名前の変更が比較的一般的です。不運や災難が続くと運気を変えるために名前を変えることがあります。
また、重要な人生の転機(仏門に入る、重い病気からの回復など)に際して名前を変更することもあります。
数秘術と名前
数秘術(タイ語では「レーク・チュー・サイヤーサート」)も重要な役割を果たします。
各文字や音節に数値が割り当てられ、それらの組み合わせが幸運をもたらすと考えられています。この辺りは日本の命名とも共通していますね。案外令和の現在でもテレビで名前の字画の数での占いを見ることもありますし。
曜日と名前の関係
タイの伝統的な信仰では、誕生日の曜日は人の性格や運命に影響すると考えられています。各曜日には関連する色や神が存在し、名前の選択にも影響することがあります。
- 月曜日:黄色、月の神チャントラ
- 火曜日:ピンク、火星の神アンカーン
- 水曜日:緑、水星の神プット
- 木曜日:オレンジ、木星の神プラハサパティ
- 金曜日:水色、金星の神スック
- 土曜日:紫、土星の神サオ
- 日曜日:赤、太陽の神アーティット
まとめ
いかがでしたでしょうか。(まとめ感)
我々日本人からすると、全て馴染みがないわからない言葉のカタカナのオンパレードともなりがちなタイ人の方の名前ですが、意味がわかるとなるほどと思ったりしませんか。
また、同僚や学校の友人にタイ人のいる方ならより馴染みや親しみがわいたりビジネスで付き合いがある方などは名前を覚えやすくなったりと、理解することがもたらすメリットは意外に沢山あるかと思います。少しでも参考になれば何よりです。